2012/01/22

Nikon COOLPIX AW100

夜中に目がさめてしまった。
のたのたと起きてしまう。

ふと昨年の夏の沖縄の海のことを思い出しました。
Nikon S5に水中カメラハウジングFJ-CP1を取り付けての撮影。
動画を見ながら家族で魚の種類を確認したりするのが楽しかった。

動画がもっと綺麗に撮影できるようなデジカメはないものか?
眠い目でAmazonを検索してみるとNikon AW100という機種を発見しました。
う~む、水中でハイビジョン動画が撮影できる。
それに2万円とは安い。
早速ポチッとし、寝なおしました。





石垣島が好きで6回か7回行きました。
だから沖縄本島の海に行ったのは昨年が初めてでした。
石垣島の予約がとれなかったのです。

石垣島では水中を撮影できる使い捨ての銀塩カメラを何度か使いました。
綺麗に撮れているのでニコノス5の購入を考えたことがあります。
でも、魚肉ソーセージ、シュノーケル、軍手、海パン、ライフジャケット、足ヒレというお気楽装備のヒトにはニコノス5は不相応。







届いたAW100は水中ハウジングに入れたS5に比べるととても小さいです。
これからはこの2台が使える。

AW100はGPS機能が付いていて地図と現在位置が表示できます。
自転車で何度か道に迷ったことがあるのでそういう用途でも使えるかもしれません。








 P100を購入した時期を調べてみたらちょうど1年前でした。
正直に言えば期待していなかったというかデジタルカメラがあまり好きではなかったです。
しかしP100がなかなかきちんと撮れるカメラだということが分かってから悪くないと思うようになりました。
P500も調子がよく持ち出す回数が増えました。


GPS機能がある場合、一般にバッテリーのもちが悪いとか測位に時間がかかるそうです。
AW100はそのあたりの問題点を解決しているとか。
鉄筋の部屋から持ち出していないのにちゃんと測位したのには驚きました。

AW100とP100、気合を入れて開発した機種名には"100"を入れちゃう、というのが最近のNikonの方針なのかしら?








 Nikonの業務用特殊カメラは夢があり、こればかりは他のメーカーが追随できない領域だった。
AW100はF3やF4がフラッグシップだった時代なら1億円以上の特殊カメラだったかも。
そう考えると楽しいですね。








2012/01/10

The Golden Age of Handbuilt Bicycles

Amazonで「ハンドメイド自転車の黄金時代」という本を購入。
写真も文章もよく、当時の自転車事情が理解できました。
大変美しい自転車たち。

「黄金時代」が良かったので「Custom Bicycles」と「Cyclepedia」を注文。
「Custom」は最近のフレームビルダーの話で玉石混合というか石ばかりか。
この本ははずれ。







「Cyclepedia」はあたり。
大人の絵本。
下の画像は「黄金時代」でも紹介されていたカミナルジェン
1937年製の断面八角形のアルミ分割フレーム。
8.3kgだそうです。
なお「黄金時代」に掲載されているのは51年製。










「Cyclepedia」に掲載されていた黄色いフレームのもいいな。
これを参考に中華カーボンで組んでみようかなどと考えてしまいました。











1950年代のオランダ。
第二次世界大戦が終わり、自転車が普及。
こうした自転車ブームは洋の東西を問わず所得水準の向上によりあっという間に衰退する。
より遠くに楽に行くことができるオートバイが自転車に代わり、さらにオートバイはサイドカー付きに、その後は小型自動車が庶民の足になってゆく。









「黄金時代」のP5の前書きには以下のような説明があった。

「サイクリングというスポーツに対するシクロツーリストたちのプライドが、エレガントであると同時に、信頼性が高く、精巧で美しい自転車を求めさせたのだ。
こうした技術の一部は大量生産自転車へとゆっくりと浸透していったが、「コンストラクター」によるカスタムメイドの自転車は、常に一歩先をいっていた。
このようなすばらしい自転車は、製作にかなり手間がかかるため、年に100台位という少数生産の小さな店舗が主な担い手だった。
そして戦後の初期は、三ヶ月分の給与に相当する価格で販売された。…

…またコンストラクターは、フレームビルダーとは異なり、全てに調和のとれた自転車を製作した。
市販品の性能や美観に満足いかない場合は、ステム、フロントディレイラー、ブレーキばかりでなくハブさえも自作した。
こうした自転車には究極の職人魂がこめられていたのだ。」

フレームビルダーの作る自転車に魅力がないのはこういう理由なのかと納得しました。