2013/07/17

Ai AF Nikkor 50mm f/1.4D

D7000に50mmレンズを取り付けると0.94倍のファインダー倍率になります。
スクリーンマットの透過性の良さと相まって、まるで素通しファインダーのようです。
視野率100%というのも気持ちいいです。
中望遠が好きなので銀塩時代は85mm f/1.8Dが常用レンズでしたが、D7000との組み合わせでは、この50mmが常用になるような気がしています。


Nikkor 50mm f/1.4Dは、開放でかなりボケるというか滲むような特性があります。
これがDXフォーマットによりさらに被写界深度が浅くなり、扱いにくくなり、故に面白さ倍増。
Pentax 67のような中判カメラの浅い被写界深度の雰囲気があります。
そしてD7000は1/8000秒のシャッタースピードが可能なので、明るい場所での開放でも露出オーバーを気にせず撮影に集中できます。


今年の春、近所の方からダリアの球根をもらいました。
花壇で咲かせた大輪を開放で撮影してみました。


D7000に付属しているView NX2のPicture Control Utilityを使用して画像処理をしてみました。
ダリアではない何か別のものに…



なかなか出番がない85mm f/1.8Dと180mm f/2.8D。



Ai AF Micro-Nikkor 200mm f/4D IF-ED用のフード、HN-30を取り付けてみました。
50mm f/1.4Dには85mm f/1.8D用のHN-23を使っていたのですが、もう少し長くても大丈夫ではないかと。
HN-30の全長は70mmぐらいありますが、やはりケラレはありません。
縮み塗装されたメタルフードであり、なかなかの質感です。

HN-30のアタッチメントサイズは62mm。
85mm f/1.8Dと70-210mm f/4-5.6Dにはそのまま取り付けられます。
また、ステップダウンリング(72mm/62mm)を介して180mm f/2.8Dにも取り付けようと思っています。
この場合、ステップダウンリングは遮光環(バッフル)の役目も果たすことになるのかと。


Nikon AW100で撮影しました。
もっと工夫してみよう。