自転車の面白さ、というより二輪車の面白さはバランスをとることでしょう。
フラットペダルですね。
RD6を購入した当時、樹脂製のトゥクリップをつけてみたことがあります。
引き足の効率のよさは分かりましたが、同時にかなり違和感がありました。
昔、オートバイばかり乗っていた時期があり、トライアル車で山の中に入って遊んでいました。
つま先の向きやくるぶしによるホールドなど、ステップに対する足の位置は状況に応じて細かく調整する必要があります。
自転車ならそんな必要もあるまい、と思っていたのですが、やはり無意識のうちにペダルに対して足が動いてしまう。
トゥクリップはそんな足の動きを妨げてしまう。
バランスをとるというのは二輪車の技能という面でかなりの割合を占めます。
できるだけ小さな半径で8の字走行をさせてみるとどの程度の腕かすぐに分かる。
オートバイの場合はスロットルワークも関係します。
そういう訳でフラットペダルを使っているわけです。