2012/11/01

ARAYA EXCELLA RACE

オートバイのことを考えていたらだんだん面倒な気分になってしまいました。





37.23km
Nikon AW100



エンジン特性が挑発的ではない、というのが良い。
この手のツインなら5000も回れば十分だ。
エンジンの前傾のせいかホイールベースがやや長いのが気になる。

経験的には大排気量車の場合、ホイールベースは1480mmぐらいが好ましいと思っている。
これ以下になると姿勢変化が大きくなりすぎ、またこれ以上になると腰でコントロールする実感が薄れる。
最近のオートバイのことは知らないので調べてみるとCB1100は1490mm、CB1300は1510mm。
このNC700Sは1520mmもある。
ツインということで見てみてもKawasaki W800は1465mm、Moto Guzzi V7は1450mm。

エンジンの高出力化に伴いスイングアーム長を長くとるようになったといういきさつがある。
スロットル操作による姿勢変化を抑えると共に、重心を前方に移して直進安定性を確保するためだ。
しかし、これは腰で乗るという古い乗り方をする者にはなんとも厄介な話になる。
この手のロングホイールベースのオートバイを腰で乗ろうとすると、エンジンを回さなければならなくなり、そのために速度域が高くなりすぎる。
そうしなければ乗せられているという感覚が強く、面白くない。
まあ、どうでもいい話だ、乗らなければ。